薬剤師の需要と供給バランスを考える

薬剤師の需要と供給バランスを考える

今でこそ医師と薬剤師の分業が進んでいますが、昔は薬の処方や調合は医師が行っていました。薬剤師への分業化は先進国の中でも日本は特に進みが遅く、その背景には薬剤師の極端な不足がありました。

 

今でこそ分業を任せられる程度の薬剤師は確保できていますが、医師と薬剤師の分業化は薬剤師の数に完全に依存していたのです。

 

では、分業化も一段落した今、薬剤師は不足しているのでしょうか?それとも過剰なのでしょうか?

 

答えはどちらとも言えます。日本全体としては薬剤師は不足気味で供給よりも需要のほうが多いですが、地域によっては薬剤師の数が余っているところもありますし、逆に大幅に不足しているところもあります。

 

この地域格差の背景にはやはり薬学部大学の立地の偏りがあり、地方に行けば行くほど少なくなるため、当然ながら供給される薬剤師が少なくなり、結果として地方では薬剤師が極端に不足したりするわけです。この傾向は田舎になればなるほど顕著です。

 

地域格差を是正し、余っている薬剤師を職につかせるために重要なのがネット上の求人システムです。人出が足りない地域では求人システムを利用し募集をかけておくと、余った薬剤師の方が来てくれるかもしれません。

 

薬剤師に限らず地方の専門職不足は、そもそも需要があること自体が周知されないために解決しないという側面が大きいため、ネット上のサービスを使いどこに住んでいる人の目にも付くような募集を行うことが重要です。